2009年8月21日金曜日

北海道ツーリング 2009 初めてのキャンプ

今回のツーリングは初めてのキャンプツーリングでした。
ツーリングでなくても、キャンプはやってみたかったのですが、敷居が高く感じていたので、なかなか手を出せませんでした。

が、やってみればどうってことなかったです。
お金もかからず、ゆっくりできるので次のロングツーリングもキャンプツーリングにしようと思っています。

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■メモ
1.道具を揃える
 キャンプするだけなら、10,000円かかりませんでした。

●テント
 何はともあれ、テントは必須ですよね。
ですが、値段も高くてどれが自分に合っているのか選べない。
悩みましたが、王道で行くことにしました。

 安いものを買って、どこに問題があるのか確認し、次に買う時のポイントとする。

自分が買ったのはAmazonで1,470円の2人ドームテント。

安いテントの問題を列挙すると
・縫い目が弱々しく、ソフトに扱わないと切れそう。
・薄い布地1枚でしたので、強い雨が降ったら内側に水滴が付いた。
 地面の部分はブルーシートと同じ素材でしたので問題なし。
・立派なテントと比べると、なんか肩身が狭い
・地面が堅いテント状だと、付属の杭が刺さりにくい

ということですが、特に問題はありませんでした。
次買うときは、上記の点に気をつけようと思いました。


●シュラフと銀マット
 ホームセンターで売られていたものを買いました。
二つ合わせて4,000円ぐらいです。

シュラフはマミータイプというのを買いました。
無駄がなくて良いと思います。


●ブルーシート
 雨対策のため、現地調達です。
1,300円のものを買いました。
このブルーシートはテントに被せるために買ったので、100均で靴ひもと杭を買い、靴ひもは半分から切って、ブルーシートと杭を結べるように丸めました。


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2.テントを張る練習
 ツーリング前に試しておいた方が良いと思います。


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3.キャンプ場
●キャンプ場の選択
 有料のキャンプ場を選ぶと、管理もしっかりしていて良いと思います。
管理人のところに行って、使用者情報を書いてお金を渡すだけです。

●テントの張る場所
 区画があるところは不要ですが、ないところでは以下の点を考慮すると良いと思います。
 「平らなところ」
 「雨が降っても水がたまらないところ」
 「他のキャンパーから離れすぎない」
 「できればバイクに近いところ」


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4.ムシ対策
●蚊取り線香
 蚊取り線香は持っていった方が良いと思います。
これを使うだけで、寄ってくる虫の量がまったく違います。

●虫よけスプレー
虫よけスプレーは蚊から刺されないようにするもので、蚊は寄ってきますので、スプレーだけだとブンブン寄られてうざかったです。

●うなこーわ
蚊はズボンの上からでも血をすえます。
その現場を見ましたので、間違い無いと思います。
ということで、蚊に刺された用のかゆみ止めは必要。


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5.食べ物
 キャンプ=アウトドア料理ではないと思います。

最初はキャンプすることだけにして、料理はしませんでした。
おにぎりとお茶をキャンプの中で食べながら、携帯いじったりメモを書いたり、荷物の整理をしたりしているうちに、「なんだ、キャンプって、普通じゃん」と思えました。

※翌日からはお湯を沸かしたり肉を焼いたりしました。


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■料金を計算してみる
 道具に7000円、キャンプ場に200円~400円かかったので、一泊1,500円ぐらいの計算になります。

よくキャンプ場の近くに銭湯や温泉がありましたが、そこでお風呂にしたとしても、合計2,000円ぐらいです。

今まではビジネスホテルや旅館に泊まるツーリングだったので、とても安く感じました。

2009年8月20日木曜日

北海道ツーリング 2009 ルートの決め方

北海道は距離も長く、数日かけてあちこち回るのですが、ルートの決め方がわかりませんでした。
でも、なんとかなりましたのでメモとしてまとめます。

1.目的をきめる。
 今回の北海道ツーリングは「北海道をツーリングする(走る)」ことが目的でした。

 観光や温泉めぐりなどの目的は持ち合わせていなかったわけです。
そもそも、見たい観光地や、この温泉は入ってみたいという強い気持ちがなかったのです。

ということで、「ツーリングする」ことを目的として意識しました。

2.走るタイプをきめる。
 一通り走る、眺めのいい場所を中心に走る、とにかくあちこち走る、、

いろいろなタイプがありますが、自分が決めたことは
●「一周ルートをとる」
 初めてなので、北海道の端は押さえておきたい。
 オセロのように。
●「道東、道央、道北は走る」
 道南はスキーのときに行くので、経験のない場所を中心に。
 それと、眺めのいいのは道東と聞いたので。
●「林道を走る」
 バイクがオフロードなので、オフロードならではの走りをしたい。
 林道は怖いけど、面白いから。
この3ポイントでした。

3.日数と宿泊地と距離を考えながら、超大雑把なコースを考える。
 上で決めた3つのポイントを考えて、地図を見て指でなぞりながら進めます。

 苫小牧、旭川、宗谷岬、網走、摩周湖、知床、根室、帯広と、右回りのコースを考えました。
(距離を測って、紙にメモしながら)
  26 --> 27 --> 28 --> 29 --> 30 --> 31 --> 1 --> 2
宿泊 旭川 宗谷岬 網走 摩周湖 根室 富良野
xx[km] xx[km] xx[km] xx[km] 。。。

しかし、旅が終盤に近づくと、時間もなくなるので、あまりゆっくりできないだろうと考えました。
富良野付近は、「北の国から」で有名なので、おそらく観光地がたくさんあるだろう。
そこで、富良野や摩周湖に最初に行くことを考えて、左回りのコースとしました。

苫小牧、岩見沢、富良野、釧路、野付半島、知床、摩周湖、宗谷岬

で、大雑把なルートは決まりました。
細かい道までは計画しません。
自分はよく道に迷うので、大きな道なら、このルートと決めて、迷ったらその日に最終目的地まで行ければ良いと考えました。


4.観光地も含めてみる
 写真が豊富なガイドを見ながら、大雑把なルート付近の観光地をピックアップします。

自分がやったのは、ガイドを見て「これなら行ってみたいかも」という観光地を、地図上に赤丸を付けていきます。
次に、大雑把なルート上からみて、大きく外れていないかをチェックします。
外れていたら、×マークに。
また、「絶対行く場所」を一日一か所ペースで二重丸にしていきます。


5.ツーリング中
 おそらく決めたルート通りに走っていると思います。

●赤丸が記された地図。
前日の寝る前に、丸印に行くルートも考えてみます。
また、ツーリング中に気持ちに余裕ができたら、寄り道を考える参考にできます。


今回はツーリングすることが目的でしたが、明確に「観光」という目的がある場合は、4からコースを逆算すればいいと思います。


他人が用意したルートを走っても面白いかもしれませんが、自分で考えたルートを走ると達成感がありました。
ツーリングするのは本人だし、どのように走っても、最終的には良いルートと思えます。
ちょっと無駄だったかなというコースがあったとしても、次回へのステップにできます。

「確実な達成感」これが感じれましたとさ。

北海道ツーリング 2009 フェリー乗船

フェリーに乗ったときのまとめです。

■予約
 2か月前から予約可能になるようです。
 雑魚寝に比べて個室ベットの空きは早めに無くなるようでした。
 インターネットに比べて、電話予約の方が若干高めのようです。
 しかし、電話予約の方が空きを確保しやすいように感じました。

■料金
 バイクの場合は、バイクの乗船とライダーの乗船の値段でした。
 商船三井で、大洗~苫小牧間、エコノミー 22,000円。
 乗る日(シーズン)によって値段が変わってくるようなので、
 電話で確認すれば良いと思います。


■乗船当日
 1.乗船手続き
  フェリーターミナルに着くと、乗船手続きの書類を書きます。
  予約番号、名前、住所、バイクの車種、ナンバーを書きます。
  窓口で、免許証とクレジットカードを見せるように指示がありました。
  (印鑑などは不要)
  書類がOKだった場合は、乗船券をもらいます。
  乗船券には、部屋番号と寝る場所の番号が書かれていました。

  バイクが乗船開始する時刻、乗船まで待っている場所も言われます。

  ★バイクのナンバーはあらかじめメモしておくこと。
   あるいは、一度ケータイで撮っておくこと。
   バイクのナンバーは、必ず書かなければなりません。
   (乗船するバイクの区別がつかないから)
   自分は知っていて忘れていました。
   手続き窓口から自分が置いたバイクまで、距離がありました。。

  ★クレジットカードで申し込んだ場合、申込時のクレジットカード
   を忘れないこと!

 2.乗船待ち
  乗船するバイクが待っている場所があるので、そこで待ちます。
  結構集まってきました。

 3.乗船
  「オートバイの方、どうぞー」と声がかかるので、フェリー近くまで
  進みます。すぐには乗れなかったです。
  係りの合図がある都度、1台ずつバイクがフェリーに乗り込みます。

 4.駐車
  係りの誘導に従って、自分のバイクを止めます。
  このとき、積載荷物が大きいと降ろすように言われるかもしれません。
  駐車後、フェリーで使う荷物を取り出します。
  あらかじめリュックなどにまとめておくと便利だと思います。
  サンダルも忘れないこと。
  ドライバーが離れると、係りの人が固定するロープを取り付けてました。

 5.客室へ
  バイク置き場から離れた所にエレベータがあるので客室へ。
  階段でも行けるようです。
  6回建ての建物のような感覚で、最深部にバイクや車が置かれます。
  客室は船の上部3階でした。


■フェリー内活動
 1.風呂
  乗船後は荷物を置いたあと、さっぱりしたいので風呂に入ります。
  船から降りるまで、いつでも入れたと思います。
  風呂用の袋があると便利です。

 2.食事
  あらかじめ準備していた人もいましたが、自分はレストランを使用。
  夜、朝のセットでバイキング形式。2,300円。高いです。
  売店でパン、カップラーメンを買えます。
  給湯室でお湯を入れることができました。
  自動販売機も数台あり、種類も結構あるので買った方が楽です。
  1.5リットルペットボトルは売っていませんでした。
  リラックスルームで食事をしている家族も多く見ました。

 3.その他
  メモ帳、ガイドブック、地図などがあると時間をつぶせます。
  旅の計画、思い出のまとめなどをメモしたり、
  観光地の目星をつけたり、ツーリング経路を見直したりします。

  ★サンダルがあると、船内の行動が楽です。
   ブーツや靴では足が窮屈です。

  ★MP3プレイヤがあると、音楽聴きながら時間つぶせます。
   数時間は聞けるように充電はしっかりと。

  ★フェリーによって、漫画本が置いてあります。
   しかし、あてにしない方が良いと思います。
   売店で雑誌が売られていました。

  ★エコノミー
   音は気になりませんでしたが、匂いがきつかったです。
   長さ180cm、幅50cmの区画です。
   自分が寝る場所は、あらかじめ決まっていました。
   (乗船手続きしたときに、番号をもらえる)
   狭いので寝返りをうてません。

 4.フェリー内の設備類
  ★エコノミールーム
   マット、敷布団、シーツ、毛布、枕

  ★通路、フロアにあった設備
   案内所(たまに忘れ物の館内放送をしていました)
   売店、自動販売機(料金は陸と同じ)
   電話、インターネット接続パソコン(料金はわかりません)
   ロッカー(無料。100円入れて、開けたら返却されるタイプ)
   ゲームセンター(メダル型のパチンコ、アーケードゲーム類)
   レストラン(入口で食券を買って、入場する時に係りに渡す)
   給湯室、喫煙ルーム、テレビ、トイレ

  ★ラウンジ
   テレビ
   一人掛けソファx18、カウンターテーブル+イスx40
   マッサージチェアx10、リラクゼーションチェアx10

  ★風呂場
   洗濯機、乾燥機、洗面台、ドライヤー
   ロッカー(無料。100円入れて、開けたら返却されるタイプ)
   シャワーx20ぐらい、湯船x2
   シャンプーリンス、ボディソープ
  
■下船
 1.下船前まで
   到着30分前になったら、下船準備をします。
   フトンをたたんだり、荷物をまとめたりします。
   準備が終わったら、アナウンスがあるまで待機。

 2.バイク置き場まで
   アナウンスがあったら、バイク置き場に向かいます。
   混み合いますので、気をつけましょう。

   バイク置き場まで来ると、係りの人が固定ロープを外しています。
   リュックを積んだり、ヘルメットなどを準備します。
   下船の場合も、係りの人をまってから一台ずつ下船します。
   狭いので立ちゴケ注意です。
   誰かがコケていたら、助けてあげましょう。
   ただし、自分もコケないように注意します。

 3.下船
   降りたらそのまま、フェリーターミナルから出ていきます。
   少なくとも、フェリー付近からは速やかに立ち去ります。
   提出するものはありませんし、何かを待つ必要もありません。

   ターミナルビルの付近は、普通の道路と変わりません。
   途中で荷物を固定したり、レインウェアを着たりします。
   雨だと分かっていたら、下船準備のときに着た方が良いです。

以上です。

2009年8月18日火曜日

北海道ツーリング 2009 準備

7月25日から8月3日までの10日間で、北海道にツーリングにいってきました。
キャンプツーリングは初めてだったので、心配だったものの準備さえしっかりすれば、あとは勢いでした。


■フェリー予約
●1か月半前まで。
 商船三井029-267-4133へ電話で予約。
 安く済ませたかったので、エコノミーで。
 それでも片道22,000円。往復44,000円。
 今回のツーリングで一番高い。
 支払はカードで。当日のやりとりが楽だった。

■バイクの整備(バイク屋で見てもらう)
●1週間前まで。
 1. バッテリー交換(3年走ったので、そろそろと思い)
  +シガーソケット増設(iPhone、auを充電するため)
 2. オイル交換

■荷物の準備
 安く済ませたかったので、家にあるものはそのまま使う方針で。
●ツーリングに使うもの
 □免許証
 □健康保険証
 □自賠責、バイク購入時の保険契約の契約書類
 □スペアキー
 □レインウェア(上下+靴用)
 □チェーン付きの財布(現金、カード類)
  落ちても気づくようにチェーン付き。
  フェリー内でも変な心配しなくて済む。
 □帽子(ぺったんこ髪を隠すため)
  バイクを降りたら、ほぼかぶっていた。
 □傘
  ちょっとそこまでに便利だった。
 □地図(マップル、観光ガイド)
  ガイドは最新のものを。
 □カメラ
  メモリは多めのサイズをチョイスしました。
  バッテリは出発直前まで充電して、10日間たせました。
 □ポケットティッシュ
  鼻をかみます。口をふきます。
 □筆記用具
  このネタメモなどの記録。その他暇つぶしのためのメモなど。
 □車載工具
  バイクついていたものなので、サイズが合っている
 <ツーリング中に使うメカ>
 □ケータイ(au)
  電話用。auメールでの絵文字用
 □ケータイ(iPhone)
  メール、ニュース参照、テント内の暇つぶし(動画など)
 □USBシガーソケットアダプタ
  auの充電はUSB直接、iPhoneへは直接は不可で一度KBC-L2に充電が必要
 □USBのauの充電ケーブル
 □ENELOOP KBC-L2(iPhone充電用)
  ツーリング中は常に充電中。
 □iPhone用USB充電ケーブル

●長期ツーリング用に用意したもの
 □荷台用のゴムバンドx2{網状+紐状}
  テント、マット、イスは紐状で固定。プラケース、ぞうきん、ゴミ、は網上のネットで固定
 □針金
  バイク補修だけでなく使い道があります。
 □スパナ、ラジオペンチ
  事故った時にミラーが緩んだので、きつくしました。
 □ドライバーセット
  ねじの緩みに。
 □トイレットペーパー
  あると安心。

●キャンプで使うもの
 □テント
  1,300円
 □シュラフ
  持っていました。3000円ぐらい
 □銀マット
  ネットで安く。
 □ブルーシート
  現地調達。1,300円。
  防水、防風効果抜群
 □枕
  あるとゆっくり寝れました。
 □ヘッドライト
  テント内で使いました。
  ランタン用意するより、楽チンでした。  
 □ぞうきん
  テント、ブルーシート、バイクをふきます。
 □手巻き充電式ラジオ
  テント内で心細い時に聞く。
 □布テープ(ガムテープ)
  事故ってレインウェアがぼろぼろになっても補修できました。
 □裁縫セット
  使いませんでした。
 □蚊取り線香
  夏のキャンプには必須。蚊、多すぎ。
 □フリース
  最初はキャンプ中だけでしたが、途中から日中も着ました。

●キャンプ上での調理に使うもの
 □椅子
 □テーブル
 □コッフェル
 □皿(プラスチック製)
 □計量カップ(主にコップとして)
 □水入れポリ容器
 □コンロ
 □ライター
 □ビニール袋
 □ウェットティッシュ
 □食器ケース
 □調理ばさみ
 □割りばし
 □輪ゴム
 □スプーン&フォーク
 □ナイフ
 □調味料(塩、コショウ、七味唐がらし)


●温泉や銭湯に行く時に使うもの
 □圧縮袋(小)
 □下着
 □タオルx2{風呂内、乾燥用}
 □シーブリーズ
 □濡れもの入れ袋
 □体洗うざらざらのタオル
 □ボディソープ
 □シャンプー
 □リンス

●洗面用具
 □洗顔フォーム
 □化粧水+乳液(乾燥肌なので)
 □くし
 □毛抜き
 □剃刀

●薬など:
 □EVE(頭痛薬)
 □ヴィックスドロップ(のど)
 □ストッパ(下痢止め)
 □きず薬(消毒薬)
 □ばんそうこう・カットバン
 □抗生物質軟膏
 □ガーゼ
 □マスク
 □虫よけスプレー

●フェリー内で使うもの
 □サンダル
 □イヤホン(騒音対策と暇つぶし)

●収納容器
 □プラケース(大)
  キャンプ用品、調理器具、すぐには使わない着替え
 □ウェストバッグ
  ツーリングで使うもの
 □リュックサック
  風呂銭湯グッツ、洗面用具(100均ポーチ)、薬など(100均ポーチ)

●服装
 上:Tシャツ+はらまき+ライダージャケット
 下:下着+膝サポーター+ジーンズ+ライダーシューズ